2008年9月14日日曜日
変化を恐れない、進化する勇気「肝高の阿麻和利」with イクマあきら

肝高の阿麻和利 with イクマあきら」昼の部を観てきた…

昨日の「with 伊禮俊一」に続いて2日連続の阿麻和利(!!)

思いつくままに書くと止まらなくなる(!?)ので、
ポイントを3つにまとめると…


☆☆ その1

《最前列のド真ん中、本当に手が届くほど目の前にステージ!》

この経験はたぶん一生に一度、
もう二度とない体験ではないか (T_T)(少なくとも阿麻和利では)


↓↓チケット&座席表参照↓↓(クリックで拡大)



イクマさんや
サポートメンバーのギターを弾く指使いや息遣い。

長者の大主(うふしゅ)の迫真の演技。

悲運の百十踏揚の踊りの繊細な指使い。悲しげな表情。

男性&女性アンサンブルが舞踊る風圧、光る汗。

すべての演者の微妙な動きから表情まで
すべてが生々しくリアル!

目の前の視界を遮るものは一切なく、
左右どちらかに視界が偏ることもない。

目の前を中心にして、左右がまったく同じといっていいバランスで大パノラマが展開される光景。

かつてこれほどまでの迫力は体験したことはなかった。

本当に、こんなに贅沢な場所はたぶん他にないだろう。

(心優しきパートナーの心づかいと幸運に感謝)


☆☆ その2

イクマあきら。やはりあなたは偉大だった》

阿麻和利の前のオープニングアトラクションで3曲。

1〜2曲目も良かったが、3曲目はギターでメロディーを奏でるスペシャルバージョンの「ダイナミック琉球」(インストゥルメンタル・アレンジ?)で1コーラスを終えて、オリジナルの「ダイナミック琉球」に入るめちゃめちゃカッコイイアレンジ!

そしてフィナーレでは、ふたたびイクマあきらの熱唱と平田大一の“口説(くどぅち)”、そして100名近い阿麻和利メンバーのダンスが一体化。(この日のために練習を重ねたオリジナルの振り付け、というのがまた素晴らしい)

壮大なコラボレーションとなった「ダイナミック琉球」は想像をはるかに越えた圧巻のパフォーマンス!

最高の場所で観れたことで、トータル3時間近く鳥肌たちっぱなし。


☆☆ その3

《阿麻和利役が藏當敏岐くん!》

昨年11月の城跡公演から数えてこれまでで5回足を運んで(今回が6回目)初めて見る、登川航くん以外が演じる阿麻和利。

最初はいよいよ次世代へと引き継ぐ準備かと思いきや、どうも同学年(つまり同じ高校3年生)らしい。
となると、これは阿麻和利役にふさわしい人間は他にもいるんだよ、ということだったのか。

最初は、たどたどしいところ、場数で備わる風格に物足りなさを感じたりもしたが、それはそれ。
登川航くんとは違う魅力や、力強さも垣間見えた阿麻和利だった。

なにより平田大一氏が言うところの、この肝高の阿麻和利を10年もの間続けてきた(これた)理念ともいうべき、“変化を恐れない、進化する勇気”(「4代目、あまわりの誕生は新たな伝説の始まり」平田大一)というのを目の当たりにしたような衝撃を覚えた。

あとはこれだけ観てると、勝手に我が子のデビューを見守る親族?の気持ちになってしまって、セリフをちゃんと言い切るたびにハラハラドキドキほっと胸をなでおろす、というような心境になっている自分がいることも、我ながら興味深い(苦笑)


まだまだ他にも沢山あるが、主なものはこんなところだろう。

どれだけ脂が乗った演技や熟練のダンスができるようになっても、その主力メンバーたちは毎年卒業していく。

後輩は偉大な先輩の壁を乗り越えるべく、
新しい阿麻和利をつくっていく。
これこそが、阿麻和利を何度見ても飽きないものにしている。

う〜ん、奥が深い!


イクマあきら(生熊朗)Official Site
南の島からの手紙 - イクマあきらブログ
└─9月14日「現代版組踊『肝高の阿麻和利』with イクマあきら」が無事終わりました!

肝高の阿麻和利 公式サイト
あまわり浪漫の会☆BLOG




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