2009年1月24日土曜日
スティーブ・ジョブズを継ぐ男


健康問題が取りざたされ、世代交代が噂される米Apple社のCEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズ氏についての最近の報道。

多くのAppleファンやフリークが思うように、一度でいいからこの人の基調講演を生で《聞いてみたかった》1人として、複雑な思いがする。

《聞いてみたかった》と過去形で言うのは違うかもしれない。

でも、“ジョブズ氏の健康問題が「考えていたよりも複雑だった」ことから、6月まで治療のため休暇をとる” ことが発表された今、その願いが叶う確率はかなり低くなったと言わざるを得ない。


思い返せば私のMacとの出会いは15年ぐらい前の1994〜95年頃。
兄の会社で不要になった Macintosh IIsi をもらい受けたのが始まりだった。

'96年には、大阪大学前でMacの販売やメンテナンスをする、*アップルユニバーシティセンターという店でMac修理のバイトをしていたこともあった。

*当時、ユニバーシティセンターと名乗ることをAppleに許されたお店は世界に2店舗だけ(残る1店舗は北欧にある)という話しを聞いていた。(思い違いがなければ)

それから今に至るまで公私においてApple製品を使ってきたし、これからも使い続けたいと思っている。ただの道具とは割り切れない不思議な魅力にあふれた道具として。

ジョブズ氏については特に詳しいわけではない。ただ、彼の存在がこれまでのApple製品の成り立ちに大きく関わってきたという疑いようのない事実が重要だった。

Apple創業者の1人だったジョブズ氏も、一度はAppleを去ったものの'96年に復帰してからのめざましい業績回復ぶりは、今や多くの人の知るところである。
彼の人生においても、幾多の試練や困難を乗り越え今に至っているようだ。

そんなカリスマ的なジョブズ氏の後継者となる(かもしれない)人物について書かれた記事があった。


Apple製品に特別な思いを寄せているファンにとっては、スティーブ・ジョブズ氏を継げる人間など想像すらできない。という思いが強いと思う。

でもこの記事を読むと、現在のAppleにはやはり優秀なブレーンがいてジョブズ氏なき後も充分業績を維持し、伸ばしていけるという。

全く同じように光り輝くことはできないまでも、DNAを受け継いでいる人材がいるのだと感じられたら、今後のAppleも楽しみに思えてくる。



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