2009年2月5日木曜日
成長する会社の人財革命(基調講演編)

先日、前の職場でお世話になったHさんに声をかけてもらって「沖縄発経営シンポジウム2009『成長する会社の人財革命』」を見てきた。(Hさんは企画運営に携わっていた)

会場となったハーバービューホテルは人で埋め尽くされて大盛況。これほど熱気が充満したシンポジウムは生まれて初めてだったかもしれない。

約3時間半があっという間に過ぎた。

県知事の挨拶の後に始まったのが、高野 登氏(ザ・リッツカールトン・ホテルカンパニー 日本支社 支社長)の基調講演。


  • 私が学んだ "商業道" は《 どれほど小さな結果であっても、決して大きな努力もいとわない 》ということだった。しかしいつしか《最小限の努力で最大の結果を出す》ことが最も理想的 とされていた。
    昨今の厳しい状況はなるべくしてなった。価値観の変化ではなく崩壊 だった。

  • 水が《99度か100度であるか、この1度の差がものすごく大きい》どれだけ熱くても 99度の水ではただの熱い水。行動が伴わない。
    蒸気になる100度の水は機関車をも動かすエネルギーとなり、自分や周りを突き動かしていく。

  • あなた(の会社)は社会に必要とされる 価値を提供し続けているのか? 常に原点を確認すること。

  • "ホスピタリティ" に欠かせないもの。
    前提として《 大人の人間力 》がないとスタートできない。
    大人の人間力とは《 あるがままを受け入れること 》


シンポジウムのレジュメ&メモ
これらの言葉は講演内容の本当にごく一部だが、言葉の一つ一つがとても重かった。

言葉の端々から、高野氏の高い人間性が伝わってきた。

それらは一朝一夕ではない、日々の地道な積み重ねにより備わったものであることが容易に想像できた。

(後半のパネルディスカッションは別記事で)



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