2009年2月7日土曜日
大丈夫であるように in あやかりの杜【北中城】


あやかりの杜からの眺望。キャンプ・フォスターがよく見える

大丈夫であるように − Cocco 終わらない旅 − 」を観てきた。

最初は普通に桜坂劇場で観ようと思っていたが、密かに気に入っているあやかりの杜でも上映すると聞いて、そちらで観ることにした。


あやかりの杜の建物外観


2階に上がる踊り場にある大きな窓


くだらなくてすみません


会場となった2Fの多目的ホール

会場につくと、あまり大きくはないスクリーン。

それほど早く行ったわけでもないのに一番乗り。

傾斜のない会場だったので、2列目のほぼ真ん中に席を確保した。
(最前列に座るのは遠慮したが、後ろの人達はさぞかし目障りだっただろう)

── 映画についてはあまり野暮なことは言うまい。

沖縄を心底愛するミュージシャンであり1人の人間 としてのCocco(クリックで公式サイト)が、ライブツアーの中で見せた素顔に迫るドキュメンタリー

彼女のファンは言うまでもないが、別にCocco(クリックでWikipedia)のことを知らなくても、ファンでなくても、あるいはあまり好きじゃないという人でも、沖縄に興味がある人、住んでいる人なら感じることは多いはず。

彼女というフィルターを通して、日本各地の傷跡や大いなる矛盾をはらんだ問題に思いを馳せるとき

自分は無力だと見て見ぬふりをする前に、何かできることがあるんじゃないか

われわれは そんな中を生きている、今も進行中 なのだと思う。

そんな映画だった。


もともと涙腺の弱い人なので、上映中何度か目頭が熱くなった。

途中、ここはどうにもこうにもヤバい、というシーンでは溢れ出るもの抑えきれず…

映画の中の彼女は姿は あまりにも美しくて切ない

いやあ、見逃さないで本当によかった (;_;)(ありがとう、とんとんみー)

この後、沖縄県内では 2月14日(土)・15日(日)に名護で上映予定(詳細はこちら)

県外では、同じく 2月14日(土)より大阪・梅田ガーデンシネマで再上映が決定 しているらしい


どうしてもCoccoファン向けになってしまいがちだろうけど

Coccoを知らなかった人にぜひ見てもらいたい

↓ 予告編



キャンプ・フォスターの住宅地と、東シナ海の夕陽。
Coccoが嘆く辺野古に移転予定の基地とは違うけれど、これも沖縄の日常にとけ込む基地の風景



0 コメント | コメントを書く  

0 コメント:

コメントを投稿

Template Design: © 2007 Envy Inc.