2009年9月18日金曜日
しまくとぅばの日に思う

今日はしまくとぅばの日でした。


「しまくとぅば」

別の言い方で「うちなぁぐち」「沖縄語」…

…★! んん、沖縄語というのは聞き慣れない、と思う方も多いでしょう。

でもみなさん、ご存知でしたか?


今年の2月、世界遺産で有名な ユネスコが、「うちなぁぐち」を「方言ではなく言語」として認めていた事実 を。

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八丈語? 世界2500言語、消滅危機 日本は8語対象、方言も独立言語 ユネスコ - asahi.com(朝日新聞社)
この中で、うちなぁぐちは消滅の危機にあると指摘されています。

沖縄県の八重山語、与那国語が「重大な危険」で、
沖縄語、国頭(くにがみ)語、宮古語が「危険」と分類された、とあります。


そして、ユネスコの担当者は「これらの言語が日本で方言として扱われているのは認識しているが、国際的な基準だと独立の言語と扱うのが妥当と考えた」と話したそうです。


沖縄の言葉が消滅の危機にあることは
多くの人が感じているところだと思いますが、
この記事を見て言語として分類されている事実を知り、驚きました。

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月曜(2009年4〜6月):比嘉光龍さん - 沖縄Daily Voice

この記事中で比嘉光龍さんも嘆いていますが、これらの事実が世間一般ではほとんど知られていない現実が、なによりショック でした。


使われる言葉は変化しながら残っていき、
使われなくなった言葉は消え去っていく。

これは自然の成り行きかも知れません。

ただ言葉を文化としてとらえたとき、たとえ消えゆく言葉であってもそれを見つめ直し、先人の思いに触れようとすることが今、新しい文化の創造、発展に繋がるように思います。


しまくとぅばの日だった今日、

ふだん見過ごされがちな沖縄の言葉について、こんな気概をもって学んでいく必要があることを感じました。



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