2009年11月23日月曜日
現代版組踊「翔べ!尚巴志」

現代版組踊でこれほどの長蛇の列を見たのは初めてだった。

思わず「さすが沖縄全島から集まった出演者の舞台!」「昨年の初回公演よりも明らかに入場者数は多そう!」と入場前から心は興奮気味。

そもそも沖縄でこんな行列を見たことなかったから、高ぶる期待をおさえるのも一苦労。

昨年の初回公演につづく第2回公演となった今回、ここにこぎつけるまでの出演者、関係者の努力を関連ブログ等を見てきて、ひしひしと感じていた。

だからこそ期待し過ぎることのないよう、肝に銘じつつこの日を迎えたのだった。


開演してからその幕が閉じるまでの間は… 夢のような時間だった。
その舞台の内容を言葉で表現することはむずかしい。

とにかく舞台上のこどもたちが大きく見えて、みんないっぱしの舞台人に見えて、あふれんばかりのオーラを発散し演じきっていた。


音楽はプロの太陽風オーケストラ+東浜夏希さんのボーカルだから、文句のつけようがないド迫力で美しい演奏。メインテーマの「鬼鷲(うにわし)」の歌声は、大きな母性を感じさせるつややかな響きだった。

そこにいたのは、円熟味を増した歌姫の姿。
その歌声に驚嘆しつつ夢見心地の気分に浸らせてもらった。

バンドは昨年も同じ編成だけれど、演奏も歌声も昨年よりはるかにグレードアップしていた。



最後の「ダイナミック琉球」では音楽も洗練されて大迫力。

振り付けはこれまでみた中で一番複雑で素早い動きだった(!)踊る出演者達のキレの良さと全てを出し切っている表情に、過去最高の気持ちよさとかっこよさを感じた!

本当に、期待以上の舞台だった。

出演者&関係者のみなさん!素晴らしい舞台をありがとう!!




0 コメント | コメントを書く  

0 コメント:

コメントを投稿

Template Design: © 2007 Envy Inc.