現代版組踊でこれほどの長蛇の列を見たのは初めてだった。
思わず「さすが沖縄全島から集まった出演者の舞台!」「昨年の初回公演よりも明らかに入場者数は多そう!」と入場前から心は興奮気味。
そもそも沖縄でこんな行列を見たことなかったから、高ぶる期待をおさえるのも一苦労。
昨年の初回公演につづく第2回公演となった今回、ここにこぎつけるまでの出演者、関係者の努力を関連ブログ等を見てきて、ひしひしと感じていた。
だからこそ期待し過ぎることのないよう、肝に銘じつつこの日を迎えたのだった。
開演してからその幕が閉じるまでの間は… 夢のような時間だった。
その舞台の内容を言葉で表現することはむずかしい。
とにかく舞台上のこどもたちが大きく見えて、みんないっぱしの舞台人に見えて、あふれんばかりのオーラを発散し演じきっていた。
音楽はプロの太陽風オーケストラ+東浜夏希さんのボーカルだから、文句のつけようがないド迫力で美しい演奏。メインテーマの「鬼鷲(うにわし)」の歌声は、大きな母性を感じさせるつややかな響きだった。
そこにいたのは、円熟味を増した歌姫の姿。
その歌声に驚嘆しつつ夢見心地の気分に浸らせてもらった。
バンドは昨年も同じ編成だけれど、演奏も歌声も昨年よりはるかにグレードアップしていた。
振り付けはこれまでみた中で一番複雑で素早い動きだった(!)踊る出演者達のキレの良さと全てを出し切っている表情に、過去最高の気持ちよさとかっこよさを感じた!
本当に、期待以上の舞台だった。
出演者&関係者のみなさん!素晴らしい舞台をありがとう!!
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