与那原カトリック教会(聖クララ教会)でのコンサートの話の続き。
コンサート開始時刻の15分ぐらい前に到着し、さっそく中に入ると “修道院の見学もどうぞ” という張り紙が(!)
修道院も見学できるかも…
と予想をしていながら到着が遅かった ★(>_<;(失敗)
コンサートが始まるまで時間がないので、あまり音を立てないよう注意しながら駆け足で修道院に入った。
教会の回廊からサッシ扉を抜けて修道院の廊下に入り、右(南)へ向かって急ぎ足で歩く。ここは教会の回廊(中庭)の6〜8倍はあろうかという、広い中庭を中心とした修道院の回廊。
突きあたりは “調理室” というプレートが掲げられているので、となりの食堂の厨房のようだ。
向かって右方向はちゃんと見なかったが、外からの出入口のような気が…(構造的に)
突きあたりを左(東)に行くと右手にある食堂。ここも何十年も時間がとまったかのような空間。あるいは東南アジアのどこかの国の食堂に迷い込んだような雰囲気もある。
食堂を出てさらに回廊を(東に)進む。
木の風合いが昔の小学校を思い出す。
また回廊を進むと階段があったが立入禁止になっていた。左手(北側)には大きな中庭がある(が今回は時間がなく撮影できなくて残念)
白い壁が続く回廊に、あまり余計なものは置かれていない。
会議室と書かれた部屋。どこかで見覚えがあると思っていたら…(!)最近見た30年ぐらい前の沖縄の写真(学校の教室)によく似ていた。当時はありふれた光景だったのだろうか。
そう考えると、ますますここは時間がとまった空間のように思えてくる。
回廊を(東に)突きあたったところまで行って、後ろを振り返って見た。広角レンズで遠近感が強調されているせいもあるが、直線距離は結構ある。
ここからまた先(北)に進む。左手(西側)は中庭、右手(東側)には個室が並んでいる。ゲスト用の個室だろうか?
また回廊(北)の突きあたりまで来たので、左(西)方向に進む。この先も右手(北側)には個室が並んでいる。
個室の一つを見させてもらった。ベッドと机だけの本当にシンプルな部屋。広さも6畳はない。4.5畳ぐらいだろうか。やはりここに研修などで訪れた人が泊まる部屋ではないかと思う。
回廊を(西の)突きあたりまで来て振り返り、歩いてきた(東)方向を見たところ。個室は10〜20部屋ぐらいあった。
文章で書くとなんだかややこしいが、要は大きな庭を中心にして取り囲むように建物があるということだ。
見学した時間は10分ぐらい。さっと歩いて見ただけだったが、初めて教会に入ったときと同じ印象を受けた。
古さは感じるがさびれた感じはしない、なんだかなつかしい気持ちにさせるような… 清潔感あふれる空間だった。
修道院は別に新しい建物もあるので、この建物は今どれぐらい使われているのかと思う。
築50年が経ち、さすがに維持が大変な箇所もあると聞いた。
なんでも効率優先、合理化で新しい建物にとって変わる世の中だけに、このような空間が今後も活かされて残されていくことを願わずいられない。
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