「 大丈夫であるように − Cocco 終わらない旅 − 」を観てきた。
最初は普通に桜坂劇場で観ようと思っていたが、密かに気に入っているあやかりの杜でも上映すると聞いて、そちらで観ることにした。
会場につくと、あまり大きくはないスクリーン。
それほど早く行ったわけでもないのに一番乗り。
傾斜のない会場だったので、2列目のほぼ真ん中に席を確保した。
(最前列に座るのは遠慮したが、後ろの人達はさぞかし目障りだっただろう)
── 映画についてはあまり野暮なことは言うまい。
沖縄を心底愛するミュージシャンであり1人の人間 としてのCocco(クリックで公式サイト)が、ライブツアーの中で見せた素顔に迫るドキュメンタリー。
彼女のファンは言うまでもないが、別にCocco(クリックでWikipedia)のことを知らなくても、ファンでなくても、あるいはあまり好きじゃないという人でも、沖縄に興味がある人、住んでいる人なら感じることは多いはず。
彼女というフィルターを通して、日本各地の傷跡や大いなる矛盾をはらんだ問題に思いを馳せるとき
自分は無力だと見て見ぬふりをする前に、何かできることがあるんじゃないか
われわれは そんな中を生きている、今も進行中 なのだと思う。
そんな映画だった。
もともと涙腺の弱い人なので、上映中何度か目頭が熱くなった。
途中、ここはどうにもこうにもヤバい、というシーンでは溢れ出るもの抑えきれず…
映画の中の彼女は姿は あまりにも美しくて切ない。
いやあ、見逃さないで本当によかった (;_;)(ありがとう、とんとんみー)
どうしてもCoccoファン向けになってしまいがちだろうけど
Coccoを知らなかった人にぜひ見てもらいたい。
↓ 予告編
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