6月6日(土)・7日(日)に行われた春公演の2公演を見てきた。(通算12回目)
2000年3月から始まった阿麻和利の舞台も今年で10年目に入り、今回がちょうど150回目の公演(!)
主要キャスト一新の新年度の初公演!ということで、主役の阿麻和利も今回から5代目へと引き継がれた。
メンバー数はこれまでで最も多く、140名ほどになったらしい。
今回が 初披露となった5代目阿麻和利 には…
度肝を抜かれた(!) 本当に素晴らしかった。
当初、4代目に比べるとだいぶ小柄に見えていたのが、舞台終盤には周囲の誰よりも大きく見えた。
発する声には魂がのっていた。(2日目は初日よりもさらに)
空手の型の美しさが際立ち、
踊りにも迷いのないキレがあった。
気迫に満ちていながらも、実に聞き取りやすいセリフまわし。
今の時点で言いすぎといわれるかもしれないが、王の風格を感じた。
現在高校1年。これからの3年間でどんな阿麻和利に進化していくか、楽しみでならない。
彼の存在感には目を見張るものがあり、次の阿麻和利役は彼だと思っていたので、まさかのハッタラーだった(!)
陰があり渋めの賢勇を演じていた姿からは想像もできない、ある意味 “真逆キャラ” と言えなくもないハッタラーを彼自身が熱望したのだとしたら、彼のポテンシャルの矛先はそちらの方向に向かったのか、ともうなずける。
ハッタラーはこれまでも人気が高かったようで(観客からも、演じる側からも?)、彼の実力(演技力や存在感)があれば、これほど面白くなりそうなハッタラーもいないのかもしれない。
しかしなんだかんだいっても、キャスティングはあくまで現時点のもので、この先もこの役だけと決まったわけではない。
そして演技力や歌唱力といった技術よりも、熱い思いが伝わってくるかどうかの方が重要なのが阿麻和利なので、どんな役の子でもこれからどう進化していくのか楽しみで、やっぱり今後も目が離せないのだ。
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