ここは都ホテルのウラ側の駐車場。これまでは正面入口前の駐車場しかないと思い込んでいて、ここに来るのは初めてだった。
車を停めながらふと視線を上げると緑の木立があり、ちょっとした森のようでなんだか心地よく感じた。こんな場所があることを知ったささやかな驚きが、この風景を魅力的なものに見せたのかもしれない。
よく見ると、その緑の傍らに「松川樋川(マツガワヒージャー)入口」と書かれている。(!)こんなところに樋川があるんだなぁ…と思いつつ、少しのぞいてみた。
樋川へと続く小道の左手には小屋があり、その中ではたくさんのオオゴマダラがヒラヒラと飛んでいた。そこは後で見ることにして、とりあえず奥に進む。
樋川は10mぐらい先にあった。少々薄暗く湿り気も多く感じたが、適度に陽を遮り、暗過ぎず明る過ぎず、水場らしい新鮮な空気が漂う雰囲気でもあった。ホテルの管理だろうか、清掃が行き届いてるように感じた。
どういう使われ方をしてきたものか近くに説明は見あたらなかったが、ホテルなどにありがちな庭の演出で作られたような雰囲気ではないので、やはり昔から使われてきたものだろうか。
0 コメント:
コメントを投稿