その敷地内にあるのがゆいレール展示館。
以前空港に来たときにさりげない看板を見て以来、いつか見に行きたいなぁと思いつつも、ここがまたいつでも見に行けそうでなかなか行けないのだ。(*_*;
前に一度来たときは土曜で休みだった。
この土日祝休みというのがくせ者で、さらに午後4時半までというおまけつき。この微妙な開館時間が気軽に足を運べない最大要因ではないかと思うのだが。
(もっと言えば 入館は午後4時まで、となっていたりする(~_~))
いったいどんな人に見に来てもらいたいんだろう(?_?) と思わずにはいられない、知る人ぞ知る施設なのだが、今回ようやく入館することができたので、館内の様子をざっくりレポートしてみたい。
まずは入口の係員がいそうなところも、館内各所の防犯カメラの画面が映し出されたモニターがつきっぱなしで無人。
ショウケースに飾ってある展示物も、ゆいレールに直接関係なさそうな外国の鉄道の乗車券などが飾ってあったりして、しょっぱなから?マークががちらつく。(^_^;
入館して最初の1F映像コーナー。ゆいレールの高架工事の様子などをエンドレス?で流しており、各駅の写真と説明パネル、駅周辺の話題などが展示されている。
ナレーションのトーンが何十年も前のドキュメンタリーの雰囲気で、展示物に“ゆたかはじめ氏提供”というものが多く目につく。
ただ…このページで、“ゆいレールの模型も設置されており、レールの上を電気で走り回ります”とあるけれど、動かなくて残念 (~_~)
動いたら結構たのしそうなのに。
そして次は2Fへここまででもそれなりの広さで、2Fもあるんだなぁという感じ。
ケイビン(軽便鉄道)の資料やゆいレールのペーパークラフトあたりが楽しみ。
この人、噂には聞いていたけれど、日本国内すべての鉄道の乗車経験があるらしく、ここに寄贈されているコレクションの数やバリエーションもハンパではない。
自分で撮影した数十年前の映像も数多くあったり、世界の鉄道グッズなども所狭しと置かれている。(@o@;
2Fの奥にあるゆいレールのペーパークラフトコーナー。
パソコンでゆいレールの車体の色や柄を選んで、それをプリントアウトする、というもの。
お〜これはお子様に最適!☆(^_^)
右の写真は翌日自宅で子どもといっしょに組み立てたもの。
(…だが組み立てたというほどのものではない)
ただ、出力されてきたのが普通のコピー用紙なのですぐにヘナヘナと形が崩れてしまいもったいない。
できたらもうちょっと厚手の紙にプリントアウトできるようにしてくれたら嬉しいなぁ。(*^_^*;
しかし、なんだかんだ言ってもこれだけ楽しめて無料だというのに、ここに滞在していた2時間ほどの間、他のお客さんはおろか係員などの関係者に誰1人として会わなかった。 (@_@;;
それぐらい人に知られていないし、会社もあまり力を入れていない、ということだとしたら、本当にもったいない施設だなぁと思うことしきり (+_+;
1〜2Fの広いフロアのあちこちに沢山の照明がたかれ、クーラーもガンガンに効いていたし、トイレもキレイだった。
今回子どもにせっつかれ、2Fの展示物はちゃんと見れなかったのでもうちょっと見たかったなぁ。
少しでもゆいレールや鉄道に興味がある人であれば面白い施設で、きっとその気になれば見に行けるんだろうけど、そこまでして見に行くかどうか…
この辺りの微妙なところが、“いつでも見に行けそうでなかなか行けない施設” なんだろうなぁ。
「今こそ沖縄に路面電車を」エッセイスト ゆたかはじめ(2007年8月の志明会講演)
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